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【体験談】宅建士(宅地建物取引士)合格までの道のりと取得したメリット

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体験談
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この記事を書いた人

29歳現役不動産営業マン「とびうお」と申します。
【知識武装で身を守る情報発信サイト】を運営。
不動産は高額な買い物だけに何百万円も損することが多々ある。
逆に言えば、知っているだけで簡単にお得にマイホーム購入ができる。
知識は重荷にならない唯一の財産。
皆様のマイホーム購入に少しでも役立てれば嬉しいです。

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こんにちは、とびうお(@tobiuo89098360)です。

みなさん「宅建士(宅地建物取引士)」ってご存知ですか?

常に国家資格人気ランキング上位3つに入る人気資格で主に不動産に関する資格です。

ユーキャンによる人気の国家資格ランキングでは、宅建士が2位となっておりました。

宅建士の、合格率15%前後

難易度としては「中の上」レベルと言われています。

引用:Wikipedia 宅地建物取引士

本日は、私が宅建士を取得した道のりと取得することによるメリットをご紹介していきます。

この記事はこんな人に向けて書きました
  • これから不動産業界を目指している方
  • 宅建士取得を目指している方
  • 何か資格を取りたいと悩んでいる方

宅建士を取得して人生が好転した

私は高卒で18歳から不動産業界に飛び込みました。

18歳の不動産売買営業マンの体験談については過去記事をご覧ください。

10代という若さですから経験も自信もなく営業成績も上がらない。

なんとかしようと悩んだ末に「名刺に資格がたくさん書いてあったら少しは格好がつくだろう」という単純な思いで資格勉強をスタートしました。

1回目のトライ→失敗

はじめての挑戦は19歳のとき。

入社して2年目。

当時、会社内で宅建保有者は3名しかおりませんでした。

私より8歳年上の先輩が5年連続不合格となっており、上司から早めに取得するように促されているのを見かけて

「これは自分が早く取得すれば一歩リードできるのでは!?」

先輩から「今後の重要事項説明お願いできる?」などとお願いされたらかっこいい。

と思い、より合格率を高めるために資格の学校TAC(タック)へ通うことを決意しました。

費用はおおよそ20万円くらい

安月給の私に取っては大金です。

一世一代のチャンスにかけて自己投資をしました。

私の勤める会社では、会社の認める必要な資格ならば合格に要する費用を合格後に全額負担してくれるという制度が導入されておりこれに掛けました。

不合格なら全て自己負担となります。

先述した過去記事にも書いたとおり、当時の仕事内容はほぼポスティング。

ですから、定時ダッシュが余裕でした。

定時で業務を終了し、そのままTAC(資格の学校)へ向かうという日々を半年間送っていました。

TACでは、学校の教室並に広いフロアにいくつかのビデオブースが設けられ個別で自分の進み具合に合わせてビデオを見るという学習方法でした。

広いフロアに自分だけという状況が何度かあり、どこか寂しい気持ちがありました。

授業については、さすがプロ。わかりやすい。

個別のビデオ講習と聞いて、

  • 「わからないことがあったときの質問はどうしたら良いのか」
  • 「だれに聞くのが正解なのか」
  • 「質問に対する回答はすぐもらえるのか」

という不安がありましたが、すぐに払拭されました。

終わってみれば一度も質問することはなく模擬試験を迎えました。

勉強の甲斐あって、50点満点中35点とれればほぼ合格ラインといわれる試験で39点とることができました。

しかし、不合格の要因だったのではと今では思っています。

模擬試験前までは、家に帰ってからも復習問題を行っていましたが、模擬試験で高得点をとることができて安心してしまい、家での学習時間を大幅に減らしてしまったのです。

結果、1年目の宅建試験は32得点がボーダーラインのところ、30点しか取れず不合格に終わりました。

2回目のトライ→合格

1回目の不合格で落胆した私は懲りずにまた学校へ通いました。

宅建試験は1年に1度しかなく、落ちた時の落胆が大きいです。

さらに合格できれば合格のために要する費用が会社から全て戻ってくるため、何がなんでも2回目で必ず取ると心に決めていたからです。

なお、1回目の学校に要した費用約20万円は合格しても戻ってきません。

2回目の学校は日建学院

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会社の先輩が建築士の学習を日建学院で行った結果合格したと聞いて通ってみることにしました。

ここでも20万円ほどの出費となりました。

日建学院では、【教育訓練給付金制度】という資格取得の支援制度を知ることができました。

資格取得にかかった費用の一部を国が負担してくれる制度で、私も利用させてもらいました。

給付率は受講料の20%で上限が10万円となります。

引用:日建学院 教育訓練給付制度のご案内

日建学院での学習方法は、大部屋に15人くらいが集まって大型テレビでビデオを見るという学習方法でした。

受講生の多くは、既に不動産会社に勤めている方々が多く同じ志をもった仲間と切磋琢磨できたことがモチベーションを維持できた要因です。

また、毎回ミニテストがあり仲間の解答率もわかるため勝手に競争心を抱いていました

2回目の宅建試験では、31得点がボーダーラインのところ、38点で無事に合格することができました。

これから、宅建士を勉強し始める人は、宅建試験ドットコムの過去問道場がオススメ。

スマホでいつでもどこでも隙間時間に学習ができますよ。

宅建士を取得したメリット

メリット① 資格手当がもらえる

資格手当がもらえるようになりました。

私の勤める会社の宅建士手当は1万円。(元々5,000円でした)

相場は2万円〜3万円程度かと思いますのではっきり言って安いです・・・

不動産取引を行う場合、「重要事項説明」があります。

この説明を行うのは、必ず宅建士でなければなりません。

ですから、同僚や部下の不動産取引の際に、時間と手間を取られますのでもう少し手当をあげてほしいと思っています。笑

手当があることは知っていたので、合格したら絶対買うと決めていた新車も購入することができました。

メリット② 独占業務の凄さを実感

宅建士でなければできない仕事があります。

以下3つです。

  • 重要事項説明書の説明
  • 重要事項説明書への署名捺印
  • 不動産売買契約書への署名捺印

一番はなんといっても重要事項説明書の説明

営業担当は自分でありながら、重要な説明をするときには「別の担当者」に変わるのはやはり違和感があります。

別の担当者もその物件を最初から見ているわけではないので物件の全ては把握しきれておりません。

また、本来物件や法律について理解してもらうための大切な「説明」が、ただの文章読み上げ(音読)になっている説明をよく見かけます。

ただの読み上げで理解できるほど簡単な内容ではありません。

例えば、「抵当権」「接道義務」「都市計画法」など。

見たことも聞いたこともない専門用語をそのまま言われてもわからないですよね!?

しかし、取引の安全性や物件の価値を大きく左右する重要なワードです。

「一生に一度のマイホーム購入でこの誰も理解できない説明はヤバい」と思い、宅建士を取得後は、具体例やイラスト、写真を交えながら極力わかりやすい説明を心がけるようになりました。

メリット③ 最低限の法律知識が身についた

「普段の買い物」「物の貸し借り」「詐欺」など

日常生活で生じるさまざまな紛争を解決するための法律を身につけられるので自己防衛力がアップしたと思います。

メリット④ 信頼を得ることができた

宅建士を取得してから、若い見た目だけでお客様に舐められることがほぼなくなりました。

自信を持って提案することができ、信頼を獲得。

たくさんの紹介案件ももらえるようになり、営業成績も向上

メリット⑤ 宅建士は必要とされる

不動産会社の事務所には、5人に1人以上の宅建士をおいておかなければ営業活動ができません。

もし欠員が出た場合は2週間という短期間で宅建士を補充しなければなりません。

宅建士がいないと仕事がなりたたない以上、需要がなくなることはないと考えております。

メリット⑥ 学習習慣がついた

1日の社会人平均学習時間はたったの6分

資格取得を目指すと、1日2、3時間は勉強をしていた。

これだけでも他の人よりも一歩も二歩も先をいける。

無事に資格が取得できたとしてもせっかく身についた学習習慣を無くしてしまうのは勿体ないと思い、他の資格もチャレンジすることができた。

また、お酒を飲むことは少なくなり、テレビは厳選してみるようにすることで時間とお金を有効に使うことができた。

おわりに

資格は、「足の裏についた米粒」と一緒だ。

という話を聞いたことがあります。

「気になりだすと取りたくて仕方なくなるが、取っても食べられない」

ということだそうです。

当時の私は「なるほど〜、確かにそうだ」

と納得していましたが、資格とって活かすことができると考えが変わってきます。

少なくとも宅建士は資格がなければできない「独占業務」があります。

人数も一定数(5人に1人以上は宅建士)が必要。

つまり、足の裏の米をとって食べられる資格だということです。

資格取得は、知識レベルの向上はもちろんのこと、習慣や思考を変えることができます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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